がんは人為的な現代病
http://mtpro.medical-tribune.co.jp/mtnews/2011/M44200381/

この記事について私は日記を楽天のブログに書いたが、
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癌は公害や放射能汚染、食品添加物などが原因。

それに対して、マーガリンが毒性があるというのは解せない、その証拠となることを書いてほしいと書かれた人がいました。無知な人ほどこのようなことを聞く人が非常に多いと思います。そして、このような人ほど知らぬうちに被害を受け、癌になってしまう確率が気をつけない人よりも多くなる傾向にあるのではと思います。

そこで、世の中いろんな毒性がある食品、公害、放射能汚染など、いろんなものが飛び交ったり、食べ物に含まれたりしており、それにより、現代病として癌が発症していると思います。

これについて、エジプトのミイラから癌組織の痕跡を調べるという科学的な調査を行い、その結果を報告している記事がありました。それに詳しく書かれています。→がんは人為的な現代病

そこで、少しだけ、その点について掘り下げて書いてみたいです。

まず、マーガリンについてですが

■マーガリンの毒性について
ショートニングとマーガリンは、食べるプラスチック?
まず、こちらでマーガリンの毒性について書かれています。
「マーガリン (margarine) は元々バターが高価であることからバターの代替としてつくられた食品。以前は人造バターと呼ばれていた。バターの代用品としてパンやケーキ、クッキー、アイスクリーム、チョコレートなど多くの食品の原材料に使われる。近年、マーガリンに含まれるトランス脂肪酸が健康被害を与える可能性が指摘されている。

ショートニングは、マーガリンから水分と添加物を除いて純度の高い油脂にしたもの。パンや焼き菓子の製造などにバターやラードの代用として利用される。無味無臭で、製菓に使用すると、さっくりと焼き上がる。揚げ油に使用すると、衣がパリッと仕上がる。この様に「さっくり」や「パリッ」という食感を表す意味での英語形容詞“short”が語源である。」(wikiより)

トランス脂肪酸の問題点
  1. 必須脂肪酸としての機能を持たないため生体膜の材料にも局所 ホルモンにもならないが、排泄するための代謝に、大量のビタミンとミネラルを消耗するだけの有害物質
  2. プロスタグランディン(ホルモンの一種)に転換されず、他の脂溶性ビタミンの利用を妨げる。
  3. 膜組織に多量にあると、膜の構造が弱くなり抵抗力を下げる。


このトランス形脂肪酸は、細胞を傷つけ、ガンの原因になるという研究結果がたくさん報告されています。
そのため先進国では、トランス形脂肪酸(マーガリン、ショートニング)を使用禁止にする動きが出ています。※1
しかし日本は野放しです。2006年現在。


植物性人工脂肪のトランス脂肪酸は健康の敵
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■米国でトランス型脂肪酸を規制するのは何故?
米国から輸入された加工食品を見ると、総脂肪量、飽和脂肪酸量、コレステロール量の表示があります。
(・・・途中省略・・・)
それに加えて、2006年1月までに冠状動脈疾患の危険因子となるトランス型脂肪酸含有量も義務づけられる事になりました。

■ドイツでトランス型脂肪酸を規制した理由
腸の慢性炎症疾患でクローン病という難病があります。ドイツではマーガリンの摂取とクローン病の因果関係が証明されました。そのためにマーガリンの使用が制限されています。

■母親がマーガリンを食べると赤ちゃんが・・・
母親がトランス型脂肪酸を摂取すれば母乳中に分泌されます。急速に成長している乳児が取り込んだトランス型脂肪酸を自分の細胞膜に使うとアレルギーアトピー体質になりやすくなります

■自分で気を付けるためには
自分で食べている油について関心を持って生活することがトランス型脂肪酸摂取を減らすことになります。すぐにできることは、マーガリンを使用しない、加熱調理にはオリーブ油を使う、マーガリンや植物油を使用した加工食品は買わないことです。
ちなみに、オリーブ油よりももっと体に良い油があります。それは日本で作られている米油です。

米油についての日記は・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/petitdevil0119/34571032.html
この米油の効能としては、主に抗酸化作用が挙げられます。米油に豊富に含まれる γ-オリザノールという成分は他の油にはない、米油特有の天然栄養成分で、その特徴は・・・
  • 油が酸化するのを抑制する働き
  • 医薬品や化粧品原料としても使われている成分
  • 植物ステロールというコレステロールの吸収を抑えてくれる天然栄養成分がある
  • トコトリエノール米油とパーム油に特有の天然栄養成分でビタミンEと似た構造をしており、ビタミンE同様に抗酸化作用がある
  • 料理したときに油特有の油臭いにおいがしない
  • 生食OKなのでドレッシングにもつかえます
  • 抗酸化作用があるので繰り返し使える(限度はあるが)


注文は・・・プレミアムこめ油 http://www.riceforce.com/stc/item/foods/komeabura.aspx

楽天から・・・http://item.rakuten.co.jp/aandi/10000512/

米油がない場合には、ごま油が代用できるらしいです。しかし、ごま油の場合には、調理にしか使えないらしいです。


■マーガリンはどのようにしてできるのか?
マーガリンやショートニング(無水マーガリン)は、不飽和脂肪酸を多く含む室温で液体の植物性の油脂に化学的に水素を添加し、過熱処理して工業的に合成します。液体から固体の油脂となりますが、同時に生産中にトランス型脂肪酸ができてしまいます。



マーガリン・ショートニングは日本以外では毒物です
http://www.02.246.ne.jp/~zinc/0006.htm
 液体の油である不飽和脂肪酸に水素添加という化学処理を施して、天然の油であるバターやラードのような飽和脂肪酸に変えたものが、マーガリンやショートニングである。天然に存在する脂肪酸は、ほぼ全部シス型という立体構造を形成しているのですが、この水素添加したものには、トランス型という立体構造を持つ異常な油が含まれています

このトランス型脂肪酸の主な問題点は、3つ
  1. トランス型脂肪酸は、プロスタグランディンに転換されず、また他の不飽和脂肪酸がプロスタグランディンに変換されるのを妨げたり、脂溶性ビタミンの利用を妨げます
  2. トランス型の構造は不自然で、細胞膜のしっかりした構成材料にならないので、膜組織に多量にあると、膜の構造が弱くなり、有害な物質の侵入を許しやすくなる。(これがクローン病(注1)の原因の1つか?と考える人もいます)
  3. 必須脂肪酸としての機能を持たないため生体膜の材料にも局所ホルモンにもならないが、トランス型脂肪酸を排泄するための代謝に、大量のビタミンとミネラルを消耗するだけの有害物質なのです。


※プロスタグランディンとは・・・
プロスタグランジンは人間の様々な組織や器官で認められる。(WikiPediaを参考

その機能としては
  1. PGA:血圧低下作用のみ
  2. PGB:血圧低下作用のみ
  3. PGC:血圧低下作用のみ
  4. PGD2:血小板凝集作用・睡眠誘発作用(PDD受容体)。
  5. PGE1:動脈管を開存させる働きがある。
  6. PGE2
    1. 平滑筋収縮作用(PDE受容体EP1サブタイプ)
    2. 末梢血管拡張作用(PDE受容体EP2サブタイプ)
    3. 発熱・痛覚伝達作用(PDE受容体EP3サブタイプ)
    4. 骨新生・骨吸収作用(PDE受容体EP4サブタイプ)。
  7. PGF2α:黄体退行・平滑筋(子宮・気管支・血管)収縮作用(PGF受容体)。畜産業界では繁殖関連で重宝する。
  8. PGG:血圧低下作用・血小板凝集作用
  9. PGH2:血小板凝集作用
  10. PGI2:血管拡張作用・血小板合成阻害作用(PDI受容体)。
  11. PGJ:抗腫瘍作用のみ


これだけ重要な働きをするプロスタグランディンの働きを阻害するのですから、マーガリンの毒性がかなり高いというのは十分わかるのではないでしょうか?


 当然マーガリンなどは安価ですから、クッキー、クラッカー、パン、ケーキ、コーヒーに入れるフレッシュ、アイスクリーム、レトルトカレーなどの加工食品によく使われているので、ほとんどの人は一日に、いくらかはトランス型脂肪酸を取り入れているのです。

 ある研究ではフライドポテト一人前に8gのトランス型脂肪酸が含まれているそうです。20世紀始めには人間の体内には存在していなかったトランス型脂肪酸ですが、今では日本人の皮下脂肪中の約4%に達しているそうです。

 また缶入りの紅花油やコーン油などの植物油も、それが高温で処理されている場合、その一部はトランス型脂肪酸に変性しています。ですからマーガリンを加熱料理に使用するのは、トランス型脂肪酸を一層増加させるという危険きわまりない行為です。

(日本で今何百種類のものが市販されているか知りませんが、市販のクッキーでマーガリンやショートニング使用してないものは、私は3製品しか知りません。(注2)欧米のクッキーにはバターだけを使用したものが多いです。ドイツではトランス型脂肪酸を含むマーガリンの製造は禁止されています。)

 マーガリンの害が最初に指摘されたのは、西ドイツで、マーガリンの発売開始時期と地域とクローン病(注1)患者の出現時期と地域の一致からだそうです。フィンランドで1200人を対象にしたソフトマーガリンを多くとった群ととらなかった群を15年間追跡した疫学研究ではマーガリン多摂取群は5年後にはコレステロール値が低かったが10年後には差がなくなり、むしろ年々多摂取群の死亡率が上昇し、全体で1.4倍、心臓病では2.4倍も高くなったのです。

注1:クーロン病は腸管壁の細胞が壊れており、大きな分子、つまり体にとっては異物であるものが腸の壁の中に入ってきて、そこで防御反応というか炎症反応が起き、腸壁に傷(潰瘍)ができてくる事が原因の一つになっていると言われています。多くの医者がクーロン病は原因不明だと言いますが、原因の一つとしてトランス型脂肪酸が怪しいと考えている方も少なくありません。

注2:健康スナック菓子の最大手のO製薬に、マーガリンとショートニングは危険だからその健康菓子に使用しない方が「健康スナック」としては望ましいと昔手紙を送った所、そういう話はどの本に書いてあるのか、教えて欲しいと返事があったので、早速数点の書籍名をお知らせした。忘れたのかと思えるほど時間が経ってから、
「当社が使用している量では、害はないと考えられる」旨の回答と、その意見の持ち主である御用学者の論文は添付されて送られてきた。トランス型脂肪酸を含んだ油脂を使用した製品が、ちまたにあふれている現状を考えると、この傲慢な姿勢に腹が立った。だが「害があるものを売っている」という意識があるのが分かっておかし
かった。



■新聞紙のインクの毒性について・・・
・インクの原料は顔料(黒インクの場合はほとんどカーボンブラック)、樹脂、溶剤が主なものです。アメリカなどでは大豆油を使ったものが多いそうですが、日本では石油系の溶剤(キシレンなど)を使っている。
・これらの有機溶剤が有害であることは間違いないと思います。もともと、食べることを目的としたものではありませんから、食べ物と印刷された新聞紙を直接触れ合わせるのは避けるべきです。
・短時間に印刷しなければならない新聞は、浸透乾燥方式のインキを使用する必要があります。新聞インキは、成分の中にある溶剤を紙に浸透させ、着色顔料を含んだ樹脂だけを紙の表面に留まらせ定着させます。

宇宙人エロヒムのメッセンジャー弥勒菩薩ラエルがかれこれ10年くらい前に、新聞紙に使用してあるインクは非常に有害なので、新聞紙は読まずに、インターネットでニュースを読むようにしなさいと言われました。
日本の体質は、体に有害なものでも黙って使用する傾向にあるように思います。
それだけに、新聞紙のインクについてネットでぐぐってみても、なかなか情報がオープンに出てこない。出てこないというのは、やはり有害だからではないでしょうか。

普通に考えて、高速で新聞紙を印刷するときには、新聞紙に付着したインクがすぐに乾いてしまわないといけないという条件があります。そのためには、何か溶剤のようなものを使用しなくてはいけないとは書いてありますが。その溶剤は体には害はないのでしょうか?

この新聞紙のインクについてはなかなか情報が見えてきませんでした。