2015/08/31(月曜) 23:54
シリア外務次官、「テロは世界にとって深刻な危険」

シリアの外務次官が、テロは世界の平和と安定にとって深刻な危険だとしました。

シリアのインターネットサイトによりますと、シリアのスーサーン外務次官は30日日曜、オランダやベルギーの政治活動家、またオランダ在住のシリア国民委員会のメンバーと会談を行い、「シリアはテロ組織世界の覇権主義国の攻撃目標となっている」と語りました。

スーサーン外務次官はまた、テロは世界平和にとっての深刻な危険だとして、その対策には、国連安保理決議に基づき、国家主権を尊重する中での、国際社会の誠実な努力や真剣な措置が必要であると強調しました。

さらに、一部のヨーロッパ諸国がわずかな利益のためにシリア危機に関与していることに対して、遺憾の意を表明し、「このような政策には、彼らが主張する価値はない」と述べました。

スーサーン外務次官は、誤った政策をただすために、ヨーロッパ諸国の政府に対して圧力を行使するよう求めました。