ロシアは、リビアの反体制派の政府へのデモが始まったときから宇宙のサテライトを使い、リビアで何が起きているかをずっと観測してきた。

それによると、欧米諸国がリビア国内で起きていると報道しているニュースの一部は、実はロシアが宇宙からリビアを観測している限り、何も起きていないというのがわかった。

具体的に言うと、2011/2/22、リビアのカダフィ大佐は反体制派に対して、空からいっせい空爆で攻撃したと報道されているが、ロシア軍によると、ロシア・サテライトからはそのような空爆らしきものは地上で起きてはいなかったということです。

また、リビアの報道などで撮影された写真などを見ても、その空爆があったといわれている場所の写真などからは、空爆があった後の被害らしきものは何も写っていないことからしても、ロシア軍は、欧米諸国が報道している空爆は実際には起きていなかったと結論づけています。

また、ロシアはリビアの反体制派の活動が起きている場所だけではなく、石油抽出現場付近でも何が起きているかを宇宙から観測し続けています。

米国がいくら嘘八百並べたてて、リビアに戦争をしかける口実を作ろうとも、ロシアはその嘘を発見するなりすぐに世界に向けてニュースで流すでしょう。
すると、米国はさらに窮地に立たされることになります。
そして、米ドルは信用を失い、さらに急速にドルの崩壊を進めることになると思います。

またこのような嘘の報道を助長するような報道をしているAFPBB NEWSも、報道の倫理感が欠落しているのではないかと思われても仕方がないと思います。


Airstrikes in Libya did not take place - Russian military
ロシア軍の報告によると、リビア上空からの空爆は起きていなかった